ニャチャンからホーチミンまでスリーピングバスに揺られて

ここ数日

 

バス移動が重なったり

 

アクティブに動くことが多く

 

バタンキューで寝てしまっていた。

 

僕は今、カンボジアのプノンペン

 

に来ております。

 

 

今日はスリーピングバスに乗って

 

ニャチャンからベトナム南部最大都市

 

ホーチミン(サイゴン)

 

に向かう最中の出会いについて

 

長ったらく語っていきたいと思う。

 

ニャチャンからホーチミンまでは

 

バスで大体12時間くらいかな

 

道路の交通状態や故障などで

 

時間は左右されるので

 

時間と気持ちは余裕を持って

 

いきましょう。

 

ニャチャンを朝の8時に出る

 

(スリーピングバスは朝と夜の二部構成、

 

値段も旅行代理店でまちまちなので

 

安いチケット取る場合は、何件も回りましょう)

 

スリーピングバスは僕の移動の中で

 

楽な移動なので苦にはならない。

 

たまにWi-Fi使えるし。

 

唯一の戦いは、冷房。

 

冷房がガンガンでお腹の弱い

 

僕にとって12時間ほどの

 

お腹との戦いは伝統の一戦

 

「クラシコ」並みの気合の

 

入り方をする。

 

ストッパを服用しても

 

止まらないお腹の痛み。

 

(ストッパについては、

 

ある実験をしたので、

 

今度書くことにしよう)

 

お腹の痛みと、トイレ休憩が

 

重なった時のグルーブは

 

熱いものがある。

 

最初の休憩が終わり、

 

新しくおっちゃんとおばちゃん夫婦

 

が僕の隣に乗ってきた。

 

おばちゃんは、英語が喋れないけど

 

僕に向かって、

 

これ食べる?って

 

袋をあげてジェスチャーしてくる。

 

 

 

 

写真は盗撮に成功。

 

僕はありがたくいただいた。

 

おばちゃんはバナナのチップスと

 

水飴を乾麺の周りにつけたお菓子を

 

僕に永遠に渡してくる。

 

僕がもう食べれないと

 

ジェスチャーするとゆっくり

 

おばちゃんは眠りについた。

 

つられて、僕も眠った。

 

ホーチミンに近くになると

 

バスの電気がついて一瞬で起きた。

 

隣のおばちゃんを見ると

 

ビニール袋を抱えて嗚咽していた

 

バスに酔ってしまったのだろう

 

おばちゃんの嗚咽はバスステーションまで

 

続いた。

 

ホーチミンに着くと、おばちゃんは

 

颯爽とバスから飛び出た。

 

嘔吐物を残して。

 

嘔吐物に別れを告げ、

 

僕もバスから飛び出た。

 

もらったら嫌だったので。笑

 

ホーチミンのバスストップから

 

ローカルバスに乗って

 

今夜のゲストハウスに向かう

 

今夜のゲストハウスは

 

今、僕の中で激アツな

 

agodaで予約した。

 

もちろん最安値の宿を

 

ブッキング。

 

ネットで調べるなんて

 

楽な時代なのだ。

 

日本円で払えるらしい。

 

 

ホーチミンに着いてから

 

ゲストハウスに向かう作業が

 

一番厄介だ。

 

この目的地からゲストハウスまでの

 

道のりが、個人的に強敵。

 

重いバックパックと

 

なんの情報もない土地感

 

1日目が本当に疲れる。

 

今回は、

 

何も下調べをしていなかった

 

その代償で、都心から

 

かなり離れたところに

 

ブッキングしてしまったらしい。

 

スリーピングバスの到着場所も

 

わからないまま乗ってると

 

不安で仕方ないが

 

いつもなんとかなっていた。

 

しかし今回は20km以上離れている

 

なんたる失態。

 

 

みなさん!!気をつけてくださいね。

 

 

 

とりあえず、バス会社の人に

 

バスを聞きまくっていたら

 

地元の学生が見かねて助けてくれた

 

こっちの人はマップを見せて

 

住所見せても、わからないって

 

言ってくる。

 

住所ぐらいわかるやろって

 

心の中で突っ込みながら、

 

助けてくれた学生に感謝。

 

学生が言うには、

 

一本では目的地に行かないから

 

乗り換えが必要といってきた。

 

方向が乗り換えまで一緒らしく、

 

一緒に向かった。

 

乗り換え場所までは

 

少し歩くらしい。

 

地図を描いてもらって、

 

それを頼りに向かった。

 

その辺で道を聞いたら、

 

無口なおちゃんが

 

ついて来いと言ってくる

 

僕にバスを探してくれているのだ

 

しかし、誰に聞いてもバスのことが

 

わからないらしい。

 

困ったおっちゃんは、

 

バイクのタクシーに

 

値段交渉してくれた

 

手持ちがない僕は

 

ある分で行ってくれと交渉するが

 

あちらの方が上手だった。

 

夜、迷っている旅行客、

 

中心から離れた場所

 

交渉要素が全部負け要素だった

 

しかし、

 

無口なおっちゃんが

 

おもむろに鞄をゴソゴソし始めた。

 

なんとおっちゃんは、

 

足りない分を払ってくれるらしい

 

見ず知らずの僕にだ。

 

本当に感謝の気持ちでしかない

 

連絡先を聞く間もなく、

 

おっちゃんは静かに

 

ごちゃごちゃした交差点に消えていった

 

「ありがとー」って

 

大声で言ってから、

 

バイクにまたがった。

 

ゲストハウスまでバイクで駆け巡る

 

田舎の地区にあたるここは

 

人がいない、

 

住宅地なのであろう。

 

何もない印象。

 

チェックインを済ませて

 

部屋でくつろいでいたところに

 

ドミで一緒に泊まる人が帰ってきた。

 

なんと、日本人の方。

 

夜な夜な語ってしまった。

 

日本人の方とドミが一緒なのは、

 

この旅始まって初めてで嬉しかった。

 

ついつい、いっぱい喋って、

 

ガクッと眠りについた。

 

 

 

明日はどんな冒険が待っているんだろう

 

ここ数日でかなりの人に出会い

 

人のつながりに感謝した

 

そして、出会いに感謝した。

 

ちっぽけな自分だが

 

人によって大きくも小さくも

 

なっていくのだろう

 

 

 

日本代表5-0!!

 

ハイライトを見ただけだが、

 

時間あるときにでも、

 

フルで試合を見たいと思う

 

 

 

おばちゃん、おっちゃん、

 

おねいちゃん、

 

 

 

ありがと!!

コメント: 2
  • #2

    ryu (土曜日, 26 3月 2016 14:47)

    保志 マジでそれ!!びびった。
    無口な人やったけどほんまにいい人やったな〜〜
    ほんま、出会いに感謝やです。。。

  • #1

    ほし (土曜日, 26 3月 2016 10:24)

    ほ〜!
    日本人に足りない分払ってくれるとか…おっちゃんまじいい人!!!
    一人旅不安も多いだろうけど助けてくれたりする人がいるって嬉しいね