海外サッカー挑戦〜シンガポール編〜

シンガーポールに来てずっと楽しみにしていたサッカー共演を果たした。友達とのコンタクトによりアマチュアの中に入ってサッカーができる機会を与えてもらった。日本で言うJFLくらいなのかもしれない。もしかしたらここから練習生、プロへの階段が続くのかと思われた、、、

 

ランニングからストレッチ。ハーフコートを使ったパス回しからソッコーで試合形式の練習へ。今までにアジアの数カ所でもプレーしてきたが今までで一番ボディコンタクトが多く役割がしっかりと分けられていて、理解するのに時間がかかった。練習からハードに削ってくる。気持ちの入ったプレーを見るとこっちも燃えてくる。8:8でのソサイチで本格的にバチバチのリーグ戦に日本代表(自称)として参戦してきた。日の丸の誇りをかけて。

 

ウイングの左に配置された僕は様子を見ながら仕掛けていこうと思ったが、ファーストタッチでボールへのよせが速くて早くもボールをロストしてしまった。得点へは繋がんなかったがみんなの信頼を失ったのを次のプレーから身をもって知ることになる。ボールを要求してもパスが出てこなくなった。一瞬で緊張が解けた。やらなきゃやられる。

 

そう思った僕はディフェンスからガッチガチにフォアチェックしまくり上下運動を繰り返した。そうすると次第にパスが出てくるようになる。横パスやバックパスを繰り返すと認めてもらえないと試合の中でわかったので、自分でドリブル仕掛けてセンタリングやシュートをどんどん打っていた。失敗しようが仕掛けることとシュートの選択は褒めてもらえるが後ろへのパスするとどんどん仕掛けろと言われる。

 

お前の仕事は仕掛けることだとディフェンダーが入ってくる。僕は練習の時に役割がしっかりしていると体験していたのに忘れてしまっていたのだ。そこから数試合こなし、次第に中央の位置、トップの後ろ。セカンドトップの位置についいた。

 

みんな疲れて動けなくなったところで、中央で走り回ってくれと言われた。ディフェンダーからのパスを落ち着かせ楔のボールを前線へ入れる。気持ちはジダンのプレーを意識。やっぱり僕はパサーには向かない。自分でシュート打ちたくなるから。

 

結果として21分け1敗。

 

この一つの負けがかなり悔しいことになった。ローテーションにより僕はベンチ。試合に出たかった。

 

個人としては2得点1アシスト。結果はまあまあだがインパクトに欠けた。

 

試合中でも休憩中でも互いに要求し合う。もっとこうしてくれ。いや、こうする方がいいだろ。自分の意識をぶつけ合っていて最初は全然言わなかったが、途中からどんどん会話し議論していった。

 

久しぶりのガッチガッチの試合に足がパンパンだけど、こうやって議論しお互いにコミュニケーション取っていたのが本当に楽しかった。

 

ミスするとうるさいぐらい野次られるし、ファックの言葉がむちゃくちゃでる。

 

しかし、いいプレーするとむちゃくちゃ褒めてくれる。リアクションが大きくて楽しかった。またやりたいな~

 

 

シンガポールはサッカー人気が1番あって人口も多いらしく、シンガポールのリーグにはアルビレックス新潟のチームが参戦して今んところ1位につけているらしい。1試合のチケットの値段は$5。マジでビビるくらい安い。高いところのチキンライスより高い。笑

 

国民性としてサッカーは好きだが自国のリーグよりプレミアやブンデスリーガを見ている。中でも人気なのがガナーズとスパーズ。プレミアリーグをみんな見ているから今やっているユーロ2016はイングランドを応援している人が多かった。

 

 

日本の代表としてプレーしたが、もっと日の丸を背負うということに責任を持たないとダメだと思った。

 

 

どんなにいい試合でも負けたらそれまでで、勝たないと評価もされない。だからもっと貪欲にゴールを狙うし、仕掛けていきたい。

 

これからのプレーを期待してください。

 

 

 

たくさんの応援ありがとうございました。