終わりに近づくインド旅

とうとう僕のインド旅が終わろうとしている。日本人宿で有名なサンタナデリーに泊まりだらだらしている。僕。

 

と言うにも、燃え尽き症候群手前により今はそんなに気持ちの高まりができていない。去年日本に帰った時と似ている状況だけになんか懐かしい。

 

ビザの関係によって一ヶ月しかインドを回れなかったが今回はこれでいいと思う。iPhone撮られたり荷物無くしそうになったり、ハプニングがたくさんあったインド旅だっただけに思い出は深く僕の胸に刻まれたからだ。すげぇ悔しいけど。

 

僕のインドの印象は最初から変わっていなくて、凄くエネルギーに溢れている国なんだ。この表現だけでは伝えきれない部分があるがとにかくエネルギーが凄い。

 

それは前に行く推進力であったり、自己を主張する力であったり、根底には宗教という巨大なしがらみがありながら生きる強さとブレない心。それらがたくさん相まっての探究心の強さ。インドの方にはこんな印象を受ける。

 

騙してくる悪い奴もたくさんいるが、助けてくれるいい奴もいるのだ。そう、これがインドなのだ。

 

牛のウンチやその辺に捨てられるゴミ。いい加減な対応に時間という概念の捨て方。若干無駄なことが多いがそれらに縛られない自由さにダメだった時の切り替えの早さ。

 

今回は南の方を重点的に行動してきたけど全くもって文化が違った。言葉の違いに食。開発が進んでないので旅のしにくくさは否めないが、今思うとかなり楽しかった。

 

こないだ旅に出た理由を聞かれ答えてみた。

 

僕は全くもって世界遺産や観光地などいわゆるおすすめスポットに興味はなく。(一応行ったり、写真撮ったりするけど行って何かを感じることはほとんどない。)国やその地域を知ることは自分の足で歩き、人と関わることが大事だと思う。だから、疑問に思ったことに対してや、興味を持ったことに対して聞いてみるや、とりあえずやってみるってアクションに出るんだと思う。人と関わることでたくさんのケミストリーが生まれるのが楽しい。

 

日本にもたくさんの人がいて人の分だけ色があると思う。そう、十人十色だ。

 

地球はでかい。そしてたくさんの人がいる。せっかくでかいんだから知らないと損かなって思ったのが旅のきっかけなのだろう。

 

その中でインドって国は何も求めなくても関わりを持ってくるので、そう言って意味合いでは人対人の関わりが密接に交差してくることがインドを好きになる要因なのかなと今思っている。

 

明日で僕のインド旅は完結するがまだ第1章にすぎない。新たな第二章がまた訪れることになるだろう。それほどまでに魅力のある国なのだ。