ヨルダンに僕はいる

暑いドバイから僕は飛行機で次の目的地に着いた。外気の温度42度から外気温度20度の差で寒かったが着込んで体温調整を試みる、空港内で厚着している人は僕だけだろうジャンパーを着ているのは僕だけだった。

 

やっぱり来てしまったヨルダンという国。シリアやトルコなど国の情勢が不安定なところが近い国ではあるが、前もってヨルダン在住の日本の方にコンタクトをとってヨルダン行きを決めた。

 

中東ってあまりイメージがわかないが目鼻立ちがしっかりしヨーロッパ文化が少し残っているイメージしかなかった。今回、深夜に空港についたこともあって空港泊をしてからアンマンに向かった。

 

下調べ通りに乗り合いバス(2.5JD)に乗って街の近くまで来たみたいだ。maps.meと言うアプリが全然いい反応を見せず、僕の現在地が全然わからないがいい感じに進んでいるであろう、調べてあった情報通りにバスから降りた瞬間に強引な客引きにあった。

 

それは、ここから乗り合いのタクシーは出てないよってことだ。情報ではここから乗り合いタクシーに乗って街まで行くのだ。客に気のおっちゃんたちを追い払ってからその辺のご飯屋さんで聞き込んで見たらすぐそこが乗り合いタクシーの場所だったみたいだ。すぐに乗り込んでアンマンのダウンタウンに向かった。(0.75JD

 

ダウンタウンの乗り合いタクシー集合場所に降ろされた。そこから僕の宿泊予定地であるマンスールホテルに向かう。あまり英語が通じなく大変だったがなんとかついた。

 

むしろむちゃくちゃ近かった。近くの人たちにマンスールホテルって聞き込みをしたら結構すぐに行けると思います。

 

荷物を置いてとりあえず寝た。連日の空港泊により疲れ切った僕の体はベットに寝転ぶなりすぐに機能停止した。

 

夕方頃になり目を覚ました僕はその辺をうろちょろするために探索に出た。夜なのにまだ明るい。アンマン城とコロシアム劇場に行ってみることに。

 

アンマン城はマンスールホテルの裏で登ったらすぐ着いた。上りはきつかったけど上から見る景色は気持ちいいくらい綺麗。THE中東の景色は素晴らしかった。

 

アンマン城からすぐ降ったらコロシアム劇場がある。コロシアム劇場は夜ライトアップして綺麗だった。ベンチに座っていると体格のいいおっちゃんが隣に座っていいか聞いてきた。

 

僕は一つ返事でもちろんと答える。

 

おっちゃんはどこから来たんだい?や、どれくらい旅をしているのか聞いてきた。僕の旅のことを少し話し、そしてここヨルダンのことを少し教えて貰った。おっちゃんはシリアからの難民で家族でヨルダンに来たみたいだった。最初は家族離れ離れだったらしいけどヨルダンでみんな揃って再会できたらしい。すごく嬉しそうに話していた。good luckと言っておっちゃんは家に帰って行った。

 

ドバイからヨルダンに入っても気持ちが入っていない僕。何か体から抜けたような喪失感が後味悪く体に残っている。何だろうこの感じ、頭で考えてもわからないので寝ることにした。

 

寝たらスッキリするだろう。そう思って早くに就寝。