ギリシャのアテネに僕はいる

エジプトのログが終わってないけど今を書き込んでいこうと思う。

 

ギリシャのアテネに来て二日目の僕。昨日1日でアクロポリスやパルテノン神殿にあとはとりあえず高いところに登ってみた。長時間歩いたのと石畳の道が僕の足とコンバースに合わなくて左足が痛い。そんなこんなで二日目を朝早く起きて、お腹いっぱいにホテルのサービスで付いている朝食を頬張る。

 

そんな貧乏症の僕がこのヨーロッパで生き残っていくために宿の近くにあるマーケット地区で買い物をすることにした。

 

寝袋だ。ヨーロッパということで野宿も視野に入れていこうと思いまして、旅に出て初めての買い足しです。基本はホテルに泊まるけど、ホテルに泊まれない時の最終手段で使うことを考えての買い物。まだ夏だけど、僕は寒がりなので。

 

意外とこの地区にはキャンプや登山グッズが多く売ってあり、その中でも軽いやつをチョイス。0度までokと書いてあるが実際は寒いだろう。だけど一番軽いからそれにした。13ユーロでget

 

最初は15ユーロだったけどディスカウントしてって言ったらしてくれた。なんでも言ってみるもんやなと心の中でガッツポーズ。日本語で「thank you」は何ていうんだと言われ、「ありがとう」を教えてあげて店を出た。

 

次の目的はマクラメ編みをできる紐を買い足すためにいろいろと探し回った。意外と英語が通じて楽に探せたお店は、でかいロープから刺繍の紐までたくさんの種類と色があった。30mと言われたけど長さがわからないロールを三つ。一つ2.5ユーロでget

 

そこにいたおばちゃんが陽気なおばちゃんで僕の旅のことを話したら、おばちゃんも旅人だったらしくおばちゃんの旅についてお店のおっちゃんと一緒に、時間を忘れて暗くなるまで話し込んだ。

 

大切な人(今は亡き旦那さん)とイタリアとギリシャで遠距離恋愛していたおばちゃん。お互いに会いに行くのが旅で冒険で楽しかったと語ってくれた。今みたいに便利な時代じゃなかったけど、会えない時間も愛おしく感じたと言っていたと思う。英語にたまに混じってくるギリシャ語がわからなかったけどそんなことを嬉しそうに話してくれた。

 

今は旦那さんの故郷であるギリシャで暮らしているらしい。お昼過ぎから暗くなるついさっきまでおばちゃんの話に耳を傾けお店の人たちとバーガーとケバブとスナックを食べさせてもらった。

 

年齢を重ねてもアガピム(ギリシャ語で最愛の人らしい)を想い続けていて、今でも会えるんじゃないかって言っているおばちゃんが素敵で、聞いて、聞いてと、お店の人たちと談笑しながら話している空気感が居心地よくてもっと長居してしまいそうだった。

 

 

 

当たり前のことに感謝しなさい。

 

そして、すれ違ったりすることはたくさんあると思うけど、歩みは自然と合ってくるから、会えなくて不安でも自分もダガピムを責めないで信じなさい。

 

 

ええ言葉をいただきました。旅を安全にそして恋愛もたくさんしなさいといただきました。

 

 

 

よし。明日も僕らしくいくぞ。

 

 

 

ほんで明日はマラソンの起源を歩いたろうと思います。42.195kmやないみたいなんやけど歩こう。