落書きの壁とアンティークな街並み

ゴリゴリの強行進軍によってlamiaについた。地図から見てもギリシャの中都市だろう。大きい街に着いた。

 

昨日は一切の妥協なしに30km近く歩き、やはりベンチで寝ることに。1日休んだ小指の調子はすこぶる良く水膨れができる前より皮が強くなっている気がする。こうやって足の裏は固くなっていくのかと思うと沖縄の人や、インドの人たちの足の裏に感心するばかり。屈強な足の裏を僕も作りたい。

 

バックパックの重みにも肩が慣れてきたのか痛くなく、休んだことで体は全快に回復している。

 

僕の旅もとうとうヨーロッパに入り、今まで旅してきたところとの違いを感じつつヨーロッパの街並みに驚くばかりだ。なんて言えばいいのかわからないが、街全体が絵になるのだ。とにかく絵になる。

 

ベンチに腰掛けてパン食いながら本読んでる人や。カップルでいちゃいちゃしている二人。芝生の上でピクニックしている人たち。たくさんのショップ袋を持って歩いているかっこいい女性。見るからに育ちが良さそうなお兄さん。白髪のおじちゃんおばちゃん。

 

ギリシャはストリートカルチャーよりエレガントでリラックスカルチャーなのか、軽めで色も淡い。夏ってこともあってみんな軽装。

 

街の雰囲気も最高だ。ほとんど英語通じるしみんな優しく対応してくれる。

 

マイペースに歩くリズムは田舎道や田舎の街を見るのにちょうどよく、街の雰囲気を楽しめる。

 

公園でコーラ飲みながら休んでいたら五人組の男のたちがサッカーして遊んでいる。準備運動していざキックオフ。

 

フェルナンドトーレスに似ている彼は独特のドリブルのリズムでパス交換してくる。この中でな一番小柄な彼はボールタッチが柔らかくナスリみたいにスマートにプレーする。ちょっと体格のいい彼はガットゥーゾ並みに削ってくる。平気に僕のすねを削ってくる。あとの二人はサッカーではなくてバスケットが得意らしい。途中からハンドドリブルもよしとなったミニゲームは久々に汗かいて楽しかった。

 

やっと遊びながら、楽しみながら歩けている。ちょっとは余裕ができてきたし、これからもっと楽しくなること間違いないだろう。

 

 

お腹すいたし、お菓子買ってこよっと。

 

 

 

1000km巡礼っぽいこと

 

5、6日目55km

 

トータル135km