どんどん歩けるよ僕。

ラミアから歩く道は車道のみで歩道なんてものはなく、行き交う車にビビりながら歩いていく。林道がひたすら続く田舎道。はげた山々から生い茂る林道を行く。

 

歩き慣れて足にくることはなく、肩もだいぶ慣れた。ちょっと疲れて休憩を挟み水飲んだりクッキー食べたり休憩する。こんな荷物がなければ1日どれくらい歩けるのかな?とか考えながら僕は行く。

 

傾いていく太陽を眺めながら、ポツンとこのギリシャの地を黙々と歩いている坊主頭はどう思われてるのかなんて思いながら歩いたり。あの地平線の先はどうなっているんだろうと妄想しながら、目の前の道を一歩一歩進んでいく。

 

この歩きの旅の中で覚えた唯一のギリシャ語「カリメーラ」。やっぱりその国の挨拶一つ覚えておくと仲良くなれる気がする。日本語を話す外国の方がいると親近感が湧くように、同じようなことが起きてると思う。

 

そんな些細なことから話が膨らんだり、ケーキもらったり。田舎道で歩いて休憩してるとなぜだかケーキ貰える。多分いっぱい作ったから近所の人に分けて歩いているんだろう。大きいケーキを抱えながら近所を回っている人が結構いたりする。

 

車が通り過ぎて舞うチリや排ガスで真っ黒な顔を洗いながし休憩。今日も30km歩いた。

 

今日は小さなレストランに入ってナポリタン食べた。お腹減っている時のナポリタンが本当に美味しくて心も体も回復した。眠くなってきたし。

 

ドモクゥって田舎だけど洒落たカフェがなぜかある。そこがみんなの憩いの場なのだろう。

 

 

 

1000km巡礼っぽいこと

 

7日、830km

 

 

トータル165km