おしゃれな街ロンドンでキャンプしたった

そうだロンドンでキャンプをしよう!!と言うことでキャンプに行ってきた。

 

ロンドン市内のキャンプ場を調べて一番上にあった「」に行ってきた。市内からバスで30分以内。ロンドン市内のバスは激混みで距離は近いけど時間かかったりするので地下鉄やバスを駆使するともっと早く着くかもしれないが、僕たちにはそんな余裕はなくとりあえず方向のあっているバスに乗って行くっていう方法でなんとかついた。

 

一緒に行ってくれる彼はシェアハウスで同室の、陸路で旅をしている強者だ。日本から中国へはツールを使っているけど、イギリスまで陸路ルートで渡って飛行機を使っていないクレイジー野郎な彼。実はクレジットカードを持っていなくて飛行機がネットで買えないらしい。もちろん代理店や空港や買えるけど買ってこなかったらしい。彼が果たしてこのままどこまで行くのか楽しみだ。

 

ロンドンで一泊キャンプすることで観光も思う存分やってやろうと、初日にビッグベンで楽しんだ。ビッグベンの目の前にある広場はいろんな人の撮影場所になっていていろんな人が思うままに写真を撮っていたので、僕たちは負けじとサボテンを繰り出す。

 

むしろビッグベンでサボテンやるって発想を出してきた彼がマジでぶっ飛んでる。みんなに笑われたけど、楽しかった。ビッグベンで楽しみすぎた僕たちは早々とキャンプ場に向かってキャンプイン。

 

キャンプサイトは無料で、シャワーは20ペンスにキッチンも付いていて至れり尽くせりの環境に、キャンプしていたのが僕達だけで他にボーイスカウトで来ていた小学生くらいの子供たち。

 

キッチンで下ごしらえ。手羽元の中ににんにくと塩こしょう。手羽元ににんにくと味噌。この二つを焼いてメインを作り、刻んだベーコンと野菜たちをガンガンに炒めてパンに挟んで簡易のサンドウィッチを作る。あとは彼が持ってきているsotoのガソリンバーナーでFGSのロッキーカップでアヒージョをつつきながらキャンプを楽しむ。

 

森の中にあるキャンプサイトは静かで、今は僕らだけの空間になっていると言ってもいいくらい僕らは自由に楽しんだ。

 

お互いの旅の話しに花を咲かせて、アラサー男子二人による女性との恋愛について夜が深くなるまで話は途切れず続いた。こんなんじゃ二人とも孤独死やってね。

 

ベーコンとヤングコーン。玉ねぎと少しの野菜たちのアヒージョでお腹いっぱいになって寝ることにした。久しぶりに緑に囲まれて寝ることが嬉しかった。旅の疲れが一気に取れた気がして旅の中の良き休日だった。

 

 

 

旅をして世界を知れば知るほど知らない世界がまた出てきて、知ったら知ったら別の問題がまた出てきて、本当に簡単な毎日ばかりじゃないけどそんなのが楽しくて、いろんな人に出会えるのが楽しくて、恥ずかしながらいろんな人と目を合わせようと意識してみたり。

 

本当にいろんな人がいる。国の境や枠を考えさせないくらいフランクな人やお国柄の宗教が濃かったり。薄かったり。同じ星の地球に生まれて僕達はなぜに争っているんだろうって、電車を待ちながら話した目が薄青くてイカしたハットに、薄いブルーのセットアップで絵になるようなおじいちゃん。

 

Fの発音が違うよって直してくれて、みんな上着きているのにキャミソールだったグラマーなおばちゃん。

 

いろんな人に出会った。出会いが僕の旅に物語を足していってくれた。

 

自分の中にあるわだかまり(恥ずかしさ)を少しの勇気が違う選択へと導いてくれた。勇気なのか覚悟なのかわからないけど、少しづつでいいからやってみて続けることが大切なんだろう。

 

キャンプをして僕の中にあるものが少し整理できた気がした。悩んでもいい。悩んだら吐き出した方がスッキリするね。

 

 

こないだのログで差別について書いたけど、機会があったら自分なりに砕いて書こうと思います。少し、待ってくださいよ!!

 

 

 

旅の面白さをだんだんわかってきたのかも知れない。