小さい時は夏休みや冬休みになると家族でばあちゃんの家に行くのがいつもの行事だ。親戚一同が集まるばあちゃん家への帰省は僕の中で好きな行事の一つだった。
夏はみんなで海に行ったり庭で花火したりBBQしたり、冬はお年玉もらったりみんなで行く温泉や初詣が楽しい思い出として小さい時の記憶が今でも残っている。
おばあちゃん子っていうほどおばあちゃんと触れ合ってきてはいない僕だったが、今でも僕がはっきり覚えているばあちゃんとの一番の思い出は保育所に迎えにきてくれたばあちゃんと一緒に帰る帰り道だ。
遠いばあちゃんの家から期間限定で僕の家で一緒に暮らした数日間。保育所が終わる頃に迎えにきてくれたのはばあちゃんだった。その時の映像の一コマは今でも鮮明に覚えている。
保育所から僕の家に帰る道のりは当時の僕には長い長い道のりだった。道草をいっぱいしながらおばあちゃんを引きずった帰り道。そこは僕が唯一ばあちゃんを独り占めしている時間だったかもしれない。
中学に入り、高校に行き、専門に行き、就職し、徐々にばあちゃんの家に行く回数が減っていってしまい、そしてもう会えなくなくなってしまった。
ほんとそん時は旅を初めて数ヶ月しか経ってなかったし、色々とあって日本に一時帰国もせず今も旅を続けている僕ですが、たくさん思うことありました。そして最近心をかなり動かされてしっかりと綴っておかなきゃと思っている次第です。
いつかとか、またってもんはいつまで経ってもこないもので、そう思っているうちにも時間は経っていってしまい、取り返しのつかないことになってしまうこともあるかもしれません。
だから、家族や大切な友達たちや大切な人には、感謝の気持ちや自分の気持ちをしっかり伝えることや、たくさん会って会って会いまくるのがいい。距離感は人それぞれだと思うし、その距離感を大事にしてほしい。けど少し近いくらいのがちょうど良かったりね。
別れについて僕は結構ドライなところもあったりするんですが、やっぱり後悔する気持ちはたくさんあるなと。それと同時にばあちゃんもたくさんの後悔があったかもしれないなって思ったり。
気持ちなんてものは推し量れないから、僕は僕なりに後悔は繰り返さないようにしよう。
just doing!!
take action!!
just do it!!
just do it!!
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