さよならイギリス、またね。

荷物のパッキングを済ませてロンドンにあるCity Airportに向かった。駅直結だったこの空港は中に入ったかわからないくらい小さかった。

 

自動チェックイン機でチェックインを済ませて荷物を預かってもらうためにカウンターに並ぶ。カウンターのお姉さんにあしらわれた。

 

「は?」みたいな顔して今日はできないと言われた。

 

朝早い便だったことから前夜から空港に来て万全の対策をしておこうと思ったら、荷物を預かるのは一時間前じゃないとできないらしい。しかも、パッキングしているマットやテントを見て隣のキャストの人に、見てよこれのジャスチャー。かなりメンタルずたずたにされたよ。もっと優しく言って欲しいよ。

 

そんなこんなで空港でも夜を過ごせないと言われた僕は、空港の駐車場の奥の奥でテントを張って寝ることにした。

 

空港の周りを回って野営に適したところを探したけれど、なかなかいいところが見つからずに駐車場にした。ここならもう夜ってこともあって誰も来ないだろう。テントを張って寝ることに。

 

しかし、マットを引いていても寒いね。こんなにもコンクリートが寒いとは思ってもいなかった。寒くて夜中に何回か起きたけど、少しは寝れたかな。

 

もう一度空港で荷物を預けようとしたら、バックパックの外につけているマットとテントは中に入れないと預けられないと言われおパッキングし直すことになった。なんとか押し込むことに成功した僕は、ドヤ顔でカウンターに持っていく。

 

そしたら、奥にある貨物センターまで自分で持って行けって言われ自力で持って行った。カウンターからベルコンで流れていく先に僕は自分で持って行ったのだ。滅多にできない経験だと思ってワクワクしたけど、冷静に考えたら雑な扱いと荷物の中身を厳重にチェックされた。

 

以外とバックパックの重さも16kgと案外少なく、サブバックも5kgと数字を見たらなんか安心した。20kg超えたらさすがに巡礼は無理と思っていたので以外と行けそうだ。

 

そんなこんなで、オランダのロッテルダムの空港に僕はいる。ここからまたユーロ編が始まりお待ちかねの巡礼へと僕は向かいます。