小指が痛い。左足の小指が痛いのにはずっと気づいていたけど、ホテルにチェックインして靴下を脱いで見てみると、見たことないくらいパンパンに膨れ上がっている僕の小指。
見たら痛くなる。だから見たくなかったけど、明日からのためにこの水ぶくれは破っておくことにした。無茶痛い。だけど、痛いのは体が慣れてくれるわけでとりあえずは破っておいた方がいいと思っていたけど、ネットで検索したら破らない方がいいらしい。処置の順番を間違えたみたいだ。
二次感染を防ぐために破らないのが一番いいらしい。誤った処置をしてしまったわけだけど、とりあえずはすっきりしたのでよしとしよう。
そんなこんなで僕はまた歩き始めたわけで、シェンゲン協定へのカウントダウンもあり内心どうなるんやろって思っていますが、僕はスイスのベルンに向かっている途中でございます。1000km巡礼っぽいことを終えてホッとしている時に、ミュンヘンで会った兄さんにスイスに向かうと報告したらどうやって行くのっていう質問が来ました。
僕は、何かいい方法があるのかと思って何かいい方法があるのか聞いて見たら、「歩き?」っていう短文が。
それを見て僕は笑ってしまったし、歩き終わってホッとしている自分がいるのを知りました。歩くという選択肢が僕の中で無くなっていたから。
そんなことがあってまた僕は歩いているわけですが、イタリアの北部にあるコモってところについて小指を癒しています。ここからスイスを目指すわけになるわけだが何の情報もないし、とりあえず何やかんや調べてからまた動き出すことになるのかなと思います。動き出したら何かしらが動き出すので。
友達や家族に連絡を返して、姉からいい疑問がありました。それは、いつまで歩くのかを連想させるもう歩くのやめたら?っていう質問。
今の僕には実にいい疑問でした。どの女の子が好きなの?くらいいい質問でした。
いつかは終わりが来ると思うのです。体の悲鳴によってドクターストップか事故にあって動けなくなるか、そして自分自ら決断する時。でも僕はちょとでも面白いことがあったらやって見たいし、挑戦していたい。どんどん寒くなってテントで寝るのは辛くなってきているけど。
夏ならもっと楽だろうなとか、長距離歩くことによって辛い肩の痛みがあるけど、歩くことによっていろんなことが見えて来る。壁に書いてある親愛なるものへ書いた文字や、いろんな落し物まで様々なものまで見えて来る。
いけると思った道が通行止めで数キロ引き返したり、僕が知らない祝日がたくさんあったりし店がやってないとか様々なこと。
みなさん勘違いしているかもわかりませんが、別に歩くのは好きじゃない。歩くのが好きな人ってイメージがあるかもわかりませんがむしろ、歩くことなんて時間かかるし労力も疲労もたまるし、ぶっちゃけ歩くことなんて好きじゃない。
だけど、歩いた先で見たり出会ったりしている触れることが好きなのです。小さな気づきをえれることが好きなわけで歩くことは別に好きじゃない。まだ知らないこととか自分にとって好きなことがあったりするから、だから歩いてるのかなと思います。キャンプも大好きだしね。
だけど、さっき調べたらここから歩いて行くことが困難な状態になっているみたいです。冬季封鎖の道が多々あり。陸路だと車か電車の道しかないかもしれない。とりあえず何とかなるだろう。
ってことで僕はベルンに向けて頑張りますよ兄さん!!
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だんちゃん (水曜日, 14 12月 2016 02:26)
僕の8倍は歩いてますね
僕はアジアに戻ります、りゅうさんは?
ryucut (水曜日, 14 12月 2016 03:36)
だんちゃん。生きてたんだね。笑
俺はもっと西に行くよ。次は南米目指す。なんでアジア戻るの?