ラパスで過ごす幸せな時間

僕がラパスに来て1ヶ月以上が経っている。

 

会う日本人の人たちが口を揃えて言うことは「ラパスってそんなに楽しいですか?」

 

それに対して僕はこう言う「むちゃくちゃ楽しいですよ」って。

 

ただ単に楽しいだけじゃなく、ボリビアで出会ったたくさんのアミーゴ、アミーガ達によって僕のラパスでの日々やボリビアでの生活が充実していきました。路上で髪の毛を切ってできた友達や家まで招待してくれる人々、それにいつでも自分の家のように帰って来ていいからと言ってくれた家族。

 

僕は奇跡という言葉が使いたくなるくらい物事が嘘のように運んで行く流れに身を任せ、そして日々に感謝しまくっています。

 

人との出会いは言葉では表現できないくらいすごく神秘的で素敵なことでありながら、ファーストミーティングは用心し自分を自衛し着飾ることも多く、そんな中僕は人見知りという自分の中で最大の好敵手が出て来たりして僕自身の邪魔をしたりしますが、そんな人見知りという名の変な殻は、少なからず小事なことと最近思うようになりました。

 

みんな僕のパーソナルゾーンなんて御構い無しに接してくるから、僕が壁を作ったらそれこそなんか恥ずかしい。そして、全くスペイン語が話せないのに路上で髪の毛切ってニヤニヤしている日本人に対して無償の愛と素敵な笑顔で接してくれた。

 

友達が友達を紹介してくれて、その友達が友達を紹介してくれて、そうやって縁が円となってなって広がって行き、人と人を紡いでいくことで一期一会という言葉を再認識しました。当初はそんなにも深く関われないと思っていたこともあったけど、唯一無二の親友ができ愛を持って応えれる人もできました。

 

そんな愛おしいラパスでの生活も数日となりました。笑ってみんなと別れたいけど泣き上戸の僕はきっと泣くでしょう。人目を憚らずに泣くと思います。だけど、また会うことになると思うのです。また来たらいいのだから。

 

そんなこんなで最後までラパスを楽しみたいと思います。