O袋でのダウナーな夜

アメリカ記事が滞り、何してんだ俺と思いながら色々と刺激を受けてなんやかんや生きている僕。

 

世界を回る旅から帰ってきて、たくさんの旅仲間から何してるの?や今度いつ旅に出るの?っていうことを聞かれ、東京で普通に美容師しているよって答え、路上で髪の毛切って次の旅を狙っているのかと思ったよ。と、よく言われてます。

 

路上で切ってるのまだまだ数回だし、むしろ海外の人や僕を知ってくれている身内みたいな人しか切ってないから、日本での路上カットの難しさや日本人の人のノリを煽るのに四苦八苦し、日本で路上カットする難しさをひしひしと感じている僕。

 

海外での路上を経て日本と海外の違いや、人が足を止めて興味を持ってもらうことの根本的な違いは、海外では僕が日本人でありそれだけで少しは興味を持ってくれ、ここ日本では同じ日本人。しかも、どこの馬の骨かもわからないただただ陽気な日本人て思われているだろう。

 

少しばかりの承認欲求からくる、用心深い日本人の美容師に求める事の自己実現欲求は、海外の人のそれと相違があり一見だけでは髪の毛を切ってもらうということにはならないんだろう。むしろ、美容室に行って切ってもらうことが普通で当たり前の日本では路上で切られることに抵抗があるのだろう。

 

その牙城を崩すには今までのことだけじゃなく何らかの変化と、やり続けることの面白さを大胆にやっていきたい。

 

 

 

O袋で神出鬼没なOダウナーズと一緒にまたO袋でダウナーな夜を共有したいと思う。